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私は私を知らない・・・

私は私を知らない・・・
赤ちゃんの身体に流れる血液は何パーセントが母親からもらったのか?「血のつながり」を考える

日本には「血のつながり」という言葉があります。
それでは、

おばあちゃん!、私とおばあちゃんはどのくらい血がつながっているの?
と聞かれた時、あなたの答えは???

以下をご覧ください。
両親からそれぞれ50%の遺伝子を受け取り、祖父母からはそれぞれ25%の遺伝子を受け継いでいるのが私

」は「両親の遺伝子」、設計図を受け継いでいるのが分かりますか?
子が親に似るのは「親の遺伝子(設計図)」を受け継いで生まれてくるからなんです。
その両親はそれぞれの両親(祖父母)の遺伝子を受け継いでいます。
図が煩雑にならないように祖父母の遺伝子は一色にしていますが、祖父母の遺伝子の中はそれぞれの親・祖父母・先祖の遺伝子が組み込まれているのを理解しましょう。

*両親の遺伝子を50%ずつ受け継いでいるのが「私」です。
又、同時に「祖父母の遺伝子を25%ずつ受け継いでいる」ことになります。
私の中で亡くなった先祖の遺伝子が生き続けているのです。

この大事な遺伝子が「核酸(DNA)」で作られるのです。
赤血球を除くすべての細胞に両親から受け継いだ「遺伝子」が格納されています。
一つの細胞には約60億個の核酸(塩基)が使われています。

新生児の血液は新生児自身で作ります。

赤ちゃんは胎盤を通して栄養や酸素を受け取りますが、血液そのものは赤ちゃん自身が作ります。
そのために「親子の血液型は違うこともある」(違って当然)のです。
以下の図をご覧ください。
受精卵の28日間の変化、成長。
受精から4週間の「受精卵の成長図」です。
22日目で動物らしい形になり、「心臓」が動き出し「血管」が生成されてきています。
そうなんです。
受胎していることに気づいていないお母さん。でも体内では少しずつ「人間」になっているのです。
見かけでは父似、母似とあるが、遺伝子は両親から均等に受け取っています。
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