核酸と免疫力

質問核酸は薬ですか?

s回答日本では、核酸は、医薬品ではありません。ただ、RNAの原料であるビール酵母は、昔から医薬品としても認可されています。DNAやRNAの成分(ヌクレオチドやヌクレオシド)を免疫力の低下防止やガン治療の補助・肝機能の改善に利揺する研究が進んでいますから将来的には医療機関で核酸の投与が行われる可能性があるでしょう。すでに中国では、経口薬・注射薬として肝炎や急性心筋梗塞、放射線障害、貧血栄養不良、老人性衰弱などに。フランスでも経口薬として下表のようにさまざまな疾病に使われています。また、ガン患者の治療補助、抗がん剤の副作用除去に関しては、欧米でも研究されていて医薬品としての実用化が期待されています。

 

フランスにおけるDNAの適応症(DNA-Na 250~900mg/日)

核酸の医療効果核酸と腎臓タンパク質代謝異常、代謝調節、貧血、白血球減少症、骨に関するさまざまな症状(骨折癒着遅延、骨多孔症、カルシウム沈着の強化)、放射線(X線)、薬剤副作用の治療、歯肉腫、歯牙放出、肉体的・精神的疲労回復、アミノ酸バランス不良、精神症、関節炎、火傷、外科手術後の患者、乳児、未熟児の栄養障害、衰弱、食欲不振、産後、授乳回復期、病気の回復期、ビタミンB12の併用で成長促進。

質問食事から核酸をとるにはどんなものを食べたらいいですか?

s回答 日本食品の核酸含有量を食品総合研究所と福岡大学理学部のデータから見てみましょう。

両方のデータで同じ食品を分析しても違いがあるのは、収穫時期、栽培法、分析法などの影響によるためです。特に鮭白子に違いがあるのは福岡大学は川を遡上する直前の受精間近の鮭(清掃の発達が進んでいる)を使っていますが、食品総合研究所は、未熟白子を使ったためではないかと考えられます。通常は遡上する前の鮭白子が使われますから福岡大学のデータを利用してください。

核酸が最も多いのは、鮭などの魚の白子、次いでハマグリなどの貝類、海苔、酵母、大豆、レバー。RNAが多いのは、酵母、大豆、海苔、レバー、貝類。

しかし、食品から核酸を摂った場合、気をつけなければならないことが2つあります。

  • 1.塩基のバランス
    1. 塩基は、主要なのもので5種類(アデニン、チミン、グァニン、シトシン、ウラシル)ありバランスよく摂ることがベストです。1つか2つの塩基だけを多量に含んだ高核酸食品を偏食するとかえって体に負担をかける可能性がたかくなります。
  • 2.高分子核酸
    1. 高分子核酸を摂ると消化されてヌクレオチドやヌクレオシドに分解され小腸、肝臓を経て赤血球によって体の隅々まで運ばれヌクレオシドの形で細胞に取り込まれ核酸合成に再利用されます。しかし、始めから塩基、ヌクレオチド、ヌクレオシドなど低分子の状態で摂取すると少なくともその一部は消化の過程で分解されすぎてしまい吸収利用されなくなってしまいます。

      従って、核酸を摂るための最高の食品を選ぶと、鮭などの魚の白子、酵母、いりこ、ちりめんじゃこ、鰹節、海苔、大豆、貝類、レバーなどになります。

質問核酸はどのくらいとれば効果的でしょうか?

s回答 核酸の必要な摂取量は、年齢や健康状態によっても異なりますが1日の目安は50kgで約2g位です。核酸の解毒効果を生かすには、毎日3回の食事ごとにとるのが良いでしょう。

食物の中の核酸の働きをさらに高めるのに、より効果的な食物の組み合わせをお教えします。エネルギーを作り出すための働きをアップさせるには、ビタミンB群を含む豚肉を。老人病や成人病の予防となる新陳代謝をさらに促進するには、ビタミン、ミネラルを多く含むほうれん草を。ホルモンバランス改善効果をさらに促進するには、インスリンの分泌を促進する塩基性アミノ酸のアルギニン、リジンを含むエビを一緒に摂りましょう。

ボケ防止、改善の効果をさらに高めるには、脳細胞を活性化させる働きがあるDHAが含まれるまぐろなどの魚油を一緒に摂ることをおすすめします。

質問手軽に核酸をとる方法を教えてください。

s回答 毎日の食事から十分な量の核酸をとるには努力が必要です。核酸補給食品を使えば手軽で簡単に核酸をとることができます。現在、日本で現実に使える高分子核酸原料は、3種類です。

  • 1.鮭白子エキス
    1. 新鮮な鮭の白子(精巣)から水分と水溶性成分と脂質を除去して乾燥粉末にしたもので高分子DNAを30~40%前後、プロタミンという精子たんぱくを50~60%含有しているため複合的効果が期待できます。
  • 2.鮭白子DNA
    1. 新鮮な鮭白子中の高分子DNAを含有量90%位に濃縮した粉末。プロタミンを含有していません。水溶性のためドリンク剤に適しています。
  • 3.酵母エキス(RNA)
    1. 核酸特許マーク酵母には高分子RNAが1~5%含まれていますが、これをRNA含有量50%異常になるよう精製濃縮したもので残りはタンパク質やビタミン・ミネラルなどの有用成分。核酸補給食品は、原材料、内容成分の含有量表示があり、核酸普及協議会認定シールのあるものなら信頼できる商品といえます。効果的に摂るには、食事と一緒に摂ることがベストです。核酸補給食品の中でも鮭白子エキスを主原料とする製品は、プロタミンという成分が脂肪の消化吸収を抑えるためダイエット効果をあげるには食事と一緒が望ましく、又一緒に配合されているビタミン類群は、空腹時に摂ると急速に吸収され、尿にあふれ無駄になってしまう恐れがあります。

質問核酸に副作用はありますか?

s回答 ありません。核酸は、最も重要な生体成分のひとつで、肝臓でデノボ合成されています。一般の食品には多かれ少なかれ含まれていて消化吸収されて全身の細胞で利用されています。さらに不足している分、異常に核酸をとってもフィードバックが働いて肝臓がその分、核酸合成をへらすため体内の核酸の量は一定に保たれます。ただ、核酸を摂って健康状態が改善されていく過程で一時的にさまざまな症状(好転反応)が出る人はいます。

これまで体内の核酸不足の度合いがひどかった人や解毒・排泄脳力が低下して体内に老廃物をため込んでいた人に起きやすいといえます。

○核酸によって起こる好転反応の例

ガスがでる・お腹がはる・下痢(宿便の排泄)・眠気・皮膚症状(湿疹、発疹、肌がかさついてはがれだす)・血圧上昇・(首の後ろが重い、頭痛、のぼせ感)・乳房や睾丸がはる、痛む。
好転反応は、飲み続けるうちに症状が消え前より健康になったり肌がきれいになったりします。

質問核酸をとっても痛風になりませんか?

s回答 痛風とは尿酸が関節部などで針状の結晶になってしまうため幹部が赤く腫れてひどく痛む病気です。体内の尿酸は、核酸成分の一部(プリン塩基)~から作られるため昔の栄養学や医学では、「痛風の人は核酸を多く含む食品を食べてはいけない。」とされていました。

しかし近年、痛風に関する研究が進み、
①核酸食をとっても血液中の尿酸濃度はほとんど上がらないこと。
②痛風になる大きな原因として遺伝的欠陥があること。
③タンパク質の取り過ぎが痛風の大きな誘因になること。
④アルコールの飲み過ぎ。
⑤ストレスが痛風が大きな原因であることなどが確認されています。

結論として、痛風の遺伝的素因をもっていない人は核酸食品を食べても心配はありません。一方、痛風の既往症のある人や家系的に痛風の心配がある人は少し配慮が必要です。気をつける点としては、プリン塩基だけを偏ってとってはいけない。ビタミンCを十分にとる、アルカリ性飲料を飲む、そして痛風向けの一般的な注意(タンパク質の取り過ぎ、過剰な飲酒、過労、激しいストレス)を守ることです。鮭の白子、ビール酵母の核酸など塩基バランスの良い核酸は安心でしょう。

核酸に関するお問い合わせは、
核酸普及協議会 遺伝子栄養学研究所
〒130-0012 東京都墨田区大平 4-11-7