核酸こそが生命の基本物質

鮭の白子からDNA,RNA核酸はがん細胞の増殖を抑えます

日本人の死亡原因のトップのがんは、今や国民病。死にいたる病であるにもかかわらず、医療の現場では決定的な治療法を見いだせないのが現状です。しかし、原因については遺伝子の異常によって起こることがはっきりしてきました。1976年、人間の正常細胞の中にもがん遺伝子とそっくりな遺伝子・がん原遺伝子が存在することが判明しました。このがん遺伝子が何らかの方法で傷ついてしまう(突然変異)とがん遺伝子に変質することがわかっています。一方、細胞ががん化するのを防ぐがん抑制遺伝子も存在しますが、万能ではなく遺伝子を損傷する物質によって破壊されてしまうことがあります。こうして狂ってしまったのががん細胞です。例えば紫外線の強い浜辺で4~5時間の日光浴をするだけで1つの細胞につき100万個もの遺伝子が傷つきます。いずれにせよ、毎日数10~100個もの細胞ががん細胞に変化し40歳を過ぎたらがん細胞のない人は言われるほどです。1個のがん細胞が臨床的に早期発見される1gの塊になるまでには少なくとも30回の細胞分裂が必要で5~15年かかります。

核酸を食べるとがん細胞の増殖を防ぐ可能性が高い

核酸は細胞分裂を活発にしますから正常細胞のみならずがん細胞も活発に増えてしまうのではないかと心配になります。しかし、がん細胞は主として、体内(主に肝臓)で作られた核酸をもとに増殖することが分かり、食事性核酸はがん細胞に利用されにくいことが明らかになってきました。体内の核酸の量は一定ですから核酸を食べると体内で合成される量は減ることになります。ということは、がん細胞の栄養分が減り、がん細胞の増殖はおとろえることになります。また抗がん剤は、がん細胞を選択的に殺すと言われていますが、健康な正常細胞、中でも髪の毛の毛母細胞や血液細胞を作る骨髄細胞のように盛んに分裂する細胞に激しいダメージを与えます。(髪の毛が抜けたり白血球、赤血球の数が激減する)アメリカでは、核酸の持つ「正常細胞の栄養にはなるが、がん細胞にはなりにくい栄養」を生かし、核酸を抗がん剤の副作用の防止に使う研究が進んでいます。

鮭の白子からDNA,RNA核酸は抗がん剤の副作用を軽減します

抗がん剤5-フルオロウラシルを1日あたり300mg投与されたがん患者26名の白血球の変化をみると白血球数は著しく減ります。しかし、抗がん剤と一緒に鮭白子エキス(DNA)を与えると白血球の減少は抑えられます。同様に血小板についても核酸が、抗がん剤の副作用を減らすことがわかります。(下図)*1985年第2回国際会議ビタミンと微量栄養素によるがんの調節、森重博士、松本博士報告。 抗がん剤と核酸

 

皮膚がんの複数のマウスに抗がん剤5-フルオロウラシルと核酸成分(ウリジン)を投与して実験を行ったところマウスの生存率、がん細胞の大きさに変化が現れました。(右下図)*1989年ジョージワシントン大学クラブス博士とアメリカ国立がん研究所ジネス博士。

皮膚がんと正常な皮膚細胞両方を培養し、抗がん剤(MTX)を投与すると正常細胞もがん細胞も死にますが、抗がん剤と同時に核酸成分(チミジン)を一緒に与えるとがん細胞は死滅しましたが、正常細胞はダメージを受けませんでした。*1991年アメリカハーバードメディカルスクールのラティシフ博士。


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皮膚ガンのネズミに、抗がん剤(5-FU)と核酸成分(ウリジン)を選別的に投与した場合の効果
グループ 抗がん剤
(mg/kg/日)
0.9%の食塩水 ウリジン 16日後の生存率 がん細胞の大きさ(注)
0 与える 投与せず 8/8
200 与える 投与せず 8/8 90%
400 与える 投与せず 5/8 45%
600 与える 投与せず 3/8 35%
0 与えない 投与 8/8
200 与えない 投与 8/8 99%
400 与えない 投与 8/8 38%
600 与えない 投与 8/8 34%
(注)抗がん剤を投与しなかったグループのガン腫瘍の重さに対する比率。

こういった一連の研究は、「外から入った良質な核酸は、がん細胞の栄養になりにくく正常細胞の栄養になる」ということを示唆しています。

鮭の白子からDNA,RNA驚異的な核酸の働き

  • 新陳代謝を即す
    1. 美顔・脱毛・精力増強に効果を発揮します。

      成人してからは増殖しない脳神経細胞などの特殊なものを除くとほとんどの細胞は新陳代謝で新しくなります。部位によっては、速いサイクル、例えば皮膚は20日、髪の毛は毎日50~60本、精子は3~10日、小腸は1日30g分が新たに生まれ変わります。ということは、核酸を補給し始めて最も速く効果が現れるのもこういう部位です。

  • 血流を良くする
    1. 冷え性・脳血栓・動脈硬化・心筋梗塞などの血流障害と非常に密接な関係があります。DNAやRNAの核酸を構成する成分の一つ、アデノシンという物質には強力な末梢血管拡張作用があり血流を増加させます。また胃腸の血流量も増加するので消化力もアップ。
  • 抗酸化作用
    1. 活性酸素から遺伝子を守るビタミンEよりも強い働きが核酸成分にあるため遺伝子の損傷を未然に防ぎます。老化やがん、白内障など活性酸素が原因の症状に効果的です。
  • ダイエット
    1. ダイエットに運動が欠かせないのは新陳代謝を活発にするためです。ですから新陳代謝を促す核酸をとれば必然的にダイエットできるというわけです。核酸に含まれるアデノシンという物質には糖の分解を鮭の白子エキスを原料とする核酸食品にふくまれるプロタミンという塩基性タンパク質には脂肪の吸収を遅らせる働きがありますからダイエットには好都合です。
  • 認知症の防止、記憶力を良くする
    1. アルツハイマー型認知症は、活性酸素による脳細胞の減少により、リポフィスチンという物質が脳内に蓄積されることや脳内のRNAが減少する等が原因と考えられています。核酸は脳細胞を修復してリポフィスチンの増加を防ぐと考えられています。脳血管性の痴ほう症は、核酸成分のひとつアデノシンが末梢血管を拡張して血流を良くするので効果的です。